航空宇宙・医療・自動車業界の経験をもとに、粉末の開発、製造、輸送、使用、リサイクルまでを
一元管理する品質管理システム。それがLPW社が開発した金属粉末管理システム”PowderLife"です。
AM用金属粉末の品質管理ソフトウェア”PowderSolve(パウダーソルブ)”は、パウダーの品質状態・取扱い履歴を可視化し、トレーサビリティの付与、データの一元管理を可能にします。積層造形における生産管理を行うにあたり、金属粉末の品質劣化やコンタミネーションは造形品質にとって時に致命的です。品質劣化やコンタミネーションについても管理しようとするとき、「このバッチはいつ購入されたものか」、「どれくらいの回数リサイクルされたのか」、「このバッチは過去に継ぎ足しを行ったか」、「直前にはどのような粉末が造形機で使われていたか」など数えきれないほどの要素を各バッチごとに管理する必要があります。PowderSolveは、そのような煩雑な粉末管理を可視化し、直感的に管理ができるようになっています。加えて、ウェブベースでのソフトウェアの為、お客様が扱いやすいデバイス(デスクトップパソコン、ラップトップ、その他ポータブルデバイス)でご利用可能です。
PowderSolveで粉末品質情報、取扱履歴(粉末の取分け、継ぎ足し、使用、リサイクル…)、ふるい掛けの適切タイミングを管理。 環境測定センサー、輸送保管専用容器と組み合わせることで粉末を取り囲む環境要因ごとモニタリングすることも可能。
3Dプリンター用金属粉末の品質を判断する上で、粉末の流動性は重要な指標となります。粉末の流動性が低い場合、粉末の粒度分布の変化・粒子形状の異形化、酸素影響や湿度影響が疑われ、使用した際には造形不良やスキージング不良に繋がってしまいます。LPWではお客様でも流動性測定を品質管理の一環として実施することを推奨いたします。LPW社製測定キット”PowderFlow”では、ホールフロー/カーニーフローテスト、かさ密度の測定も可能となっております。